以前の記事で「LevelPlayを導入したら送金費用が2倍になった」という話を書きました。 その後さらに追い打ちをかけるような出来事がありました。
住信SBIネット銀行が受取手数料を値上げ
2026年4月16日より、住信SBIネット銀行の外貨送金受取手数料が改定されました。
広告収入はironSourceもUnity Adsも円建てで着金するため、実際に適用されるのはこちらです。
5万ドル以上なら無料のままですが、個人開発者の広告収入でそんな金額が毎月来るはずもなく、実質的には毎回3,500円の手数料がかかります。
手数料の全体像を整理すると
広告はironSourceとUnity Adsを利用しており、両社とも、Tipaltiという決済代行サービス経由で送金されてきます。実際の支払い明細と照合したところ、Tipalti側でも1回の送金あたりかなりの額が差し引かれていることがわかりました(推定)。レートで取っているのか固定手数料なのか明細からは判別できませんでしたが、差し引かれている額は無視できません。
毎月両方受け取ると、年間では約143,000円が手数料として消える計算になります。
解決策:Payment Thresholdを上げる
手数料を減らすには受取回数を減らすのが一番です。
ironSourceもUnity Adsも、最低支払い額(Payment Threshold)を自分で設定できます。閾値に達しない月は翌月以降に繰り越されるので、受取回数を減らせます。
Tipaltiの差引コストも住信SBIの受取手数料も、どちらも受取回数に比例して発生します。受取回数を減らせば両方まとめて節約できます。
受取回数を年2回にするだけで、毎月受け取る場合と比べて年間約117,000円の節約になります。個人開発者なので受取が遅れても実害はほぼありません。
Unity Adsの場合は管理画面から簡単に変更できました。
ironSource(LevelPlay)の場合は……少し手間がかかりました。
管理画面の Payments → Payment Method → Edit を押しても、閾値の設定項目が表示されませんでした。
サポートにチケットを送ったところ、一度回答なしで自動クローズされました。
再度チケットを送り直したところ、以下の返信が来ました。
Could you try again relogging in? And also please follow the below guideline as mentioned. please login to the platform - account - payment - payment method - edit
再ログイン後に同じEditボタンを押したら、今度は閾値設定が表示されました。
非常にわかりにくいUIですが、再ログインがポイントだったようです。
結果:閾値をいくらに設定したか
過去の支払い履歴を参考に、受取回数が年2〜4回程度になるような金額に設定しました。個人開発者なので受取が少々遅れても実害はほぼありません。
まとめ
- 住信SBIネット銀行の円受取手数料が2026年4月16日より3,500円に値上げ
- ironSource・Unity Adsともに円建て着金のため、円受取手数料が適用される
- Tipalti側でも1回あたり約14〜18ドルが差し引かれている(推定)
- 受取回数を年2回にすると、毎月受け取る場合より年間約117,000円の節約になる
- ironSourceの変更は再ログイン後にEditから可能
- Unity Adsは管理画面から普通に変更できる
送金コストの問題はLevelPlay導入以来ずっと頭を悩ませていますが、受取回数を減らして少しでも節約していこうと思います。