事の発端は、2024年2月11日に見たYou Tube でした。
AppSheetアプリの開発をされている方の動画を見ているとGoogleからこんなメールが来た、として、
「アプリ等においてGoogleドライブから
”drive.google.com/uc?export=view&id=File_ID”
といったような方法で表示等を行っていた場合、5月からユーザーに表示されなくなります。」
という話題を取り上げていました。
「そんなアプリを1つ知っている」。
しかし、5月からとあったので「本格的にUnityのAddressableについて調べてみないといけないな」ぐらいに思っていました。
休み明けの2月13日(火)から画像が表示されないという問い合わせが続々と入り始めました。
嵐の日々の始まりでした。
①代替の画像表示の方法を調べる。
②実装してみる。
③26種類の国家試験×2(iOS版かアンロイド版か)×2(有料版か無料版か)=104のアプリのバージョンアップを行う。
④実際には6種類の国家試験×2(iOS版かアンロイド版か)×2(有料版か無料版か)=24のアプリは画像無しだったのでバージョンアップの必要はなかった。
⑤それも把握できないくらい焦っていた。
結局、画像表示の方法は、UnityのAddressableを利用し端末内部に画像を持たせることにしました。
メリット
・アプリ内に画像を保存するので表示が早い。
・今の画像数であれば外部サーバーを契約しなくてもなんとかなりそう(?)
デメリット
・画像差替えの場合は、再ビルド&各ストアへの公開申請が必要になる。
・画像数が多い場合、アプリサイズが巨大になる。
後に調べてみると、仕様変更はこのブログ(英文)で発表されていたようです。2024年1月2日から実施とあります。こちらは日本語版です。
しかし、事前に入手していたとしてもこの日本語では読み取れていなかったと思います。「基本、アップルやGoogleの自動翻訳日本語は、何を書いているのかわからない。」というのが本当のところです。
今回の件は、国家試験を目前に控えている方々をはじめ、アプリをご利用いただいている方々にご迷惑をおかけしました。心よりお詫び申し上げます。