AIの回答を整形しアプリに取り込む 2

ChatGPTなどのAIに問題を解説してもらい、回答をコピーしてアプリに取り込めるようにしています。今回は、取り込みの整形と、AIを開くときの流れをまとめて見直しました。

1. 回答の整形を見直しました

AIの回答には、確認のための検証の文や、最後の問いかけが付きます。アプリではこれらを取り除いて保存していますが、回答の書き方によっては、解説の一部まで取り除かれることがありました。そこで、次の2点を見直しました。

「該当」という言葉を含む行

検証の文を見分ける条件を、より正確にしました。「該当」で終わる短い行だけを検証の文として扱い、解説の文は残します。

最後の問いかけ

「さらに詳しく知りたいポイントはありますか?」のような問いかけを取り除くときも、「適当・不適当」が入った最後の行とその理由までは必ず残す、という決まりにしました。

2. 回答を増やして確かめる形に

これまでは回答を見つけるたびに条件を足していて、直したつもりで別の回答を壊すことがありました。そこで、実際の回答を50件ほどテストの材料として保存しました。整形を直すたびに全部の結果を比べて、変わった回答だけを確かめています。今回の見直しでも、この比較が役に立ちました。

3. そのほかの整形

  • 行全部がリンクになった回答から、本文を取り出す(コピーのしかたによって、全行が同じURLのリンクになることがありました)
  • 出典の番号(「[1, 2, 3]」や番号ごとのリンク)を、間のカンマごと消す
  • コピーボタンの内容に質問が混ざっていても、指示文の中の判定の文字に惑わされない

最後のものは、コピーの中身を決めるのがアプリではなくAI側だからです。指示文の最後に目印の言葉を入れてあったので、それより前は質問として扱っています。

4. 検索モードと文字数

検索モードは、問題文をURLに入れてGoogleのAIモードを開きます。アプリ側で1800文字に制限していたので、長い問題では、後ろの部分がAIに届かないことがありました。iPhoneでは、それより手前で切れることもありました。より多くの内容を届けられるよう、見直すことにしました。

制限を緩めて試すと、環境によって結果がばらばらでした。

  • Android:全文は届くが、ログイン中の環境で、Googleの確認画面(「この検索を続行しますか?」)が出る
  • iPhone:長い文が途中で切れる、考えたまま止まる、2回目でエラーになる

5. iPhoneの原因探し

iPhoneは、原因の予想が何度も外れました。文字数の上限だと思って基準を決めても、別の問題では違う位置で切れました。

手がかりになったのは、Googleアプリを消して試したことです。アプリがリンクを開くと、Googleアプリが入っている端末ではそちらで開かれていたようです。SafariやChromeでは入力欄に全文が入り、回答も返ってきました。ただ、入力欄に全文が入っていても、実際には途中までしか届かないことがありました。

Safariを指定して開く方法も試しました。ただ公式の機能ではなく、ログインの有無でも結果が変わり、長い問題では止まることが残りました。

原因をこれ以上追っても確かな答えが出そうになかったので、iPhone・iPadでは検索をやめると決めました。切れた問題文で作られた解説が残るより、よいと判断しています。

6. 「メモ保存」

検索モードには、コピーした文を確認なしで保存できるという、もう一つの役割がありました。これを残すため、iPhone・iPadでは検索の代わりに「メモ保存」を置きました。どこも開かず、コピーした文をそのまま保存します。見出しも「メモ」で、AIの回答とは区別しています。

検索を選んでいた人は、更新のときに1回だけ最初のAIへ切り替えて、案内を出します。

7. AIを開くときの案内

AIによって、問題文が自動で入るもの、貼り付けが必要なものがあり、送信も自動と手動があります。新しい利用者が戸惑わないよう、案内を整理しました。

  • どのAIでも、最初に「○○を開きます。」と書く
  • どのAIでも、「回答をアプリに保存するときは、回答のコピーボタンを押してからアプリに戻ってください。」を入れる
  • 「戻る」ボタンを足して、開かずにやめられるようにする
  • 「今後表示しない」は、AIごとに覚える

そのほか

  • 空欄ごとに分かれた問題で、AIに伝える正解肢の書き方を改善
  • 問題文の下の余分な空行を整理

残っていること

  • Androidの確認画面(「この検索を続行しますか?」)が、どの利用者にも出るのかは分かっていません。今は貼り付けの案内にしています
  • 以前に保存した解説は、そのままです。気になる解説は、もう一度取り込むと新しい形で保存されます